東京高裁の要請を受け、法務省入国管理局は、不法残留で退去強制処分を受けていた比人家族に、1年の定住者ビザ資格を付与した。
【樋口国際法務事務所の視点】
高裁からの要請を受けての処分取り消しと定住者ビザ付与は、ある意味画期的な手続の流れであるといえる。在留特別許可手続を経た在留資格の付与の代表格としては、オーバーステイ国際結婚における日本人の配偶者等ビザ付与があるが、今回の定住者ビザ付与は、これからの入管行政に新たな一面を問題提起することとなろう。