日本の携帯電話市場は囲い込み戦略で成長してきた。昨日発表になったグーグルアンドロイド搭載の携帯電話Gフォンは、オープン戦略。なので、顧客(開発サードパーティ)がソフトを自由に開発できる環境が提供されている。日本の携帯電話市場が世界から孤立したのは、この囲い込み戦略のためだとされている。
世の中の主流はオープン戦略志向。携帯電話しかり、SaaSしかり、ASPしかり・・・。囲い込み戦略では、一時的な発展はあっても、最終的に市場全体の融通性が担保されず、顧客にとっての本来の目的が達成できなくなり、結果的にその市場が繁栄していかないという自己矛盾におちいることを、日本の携帯電話市場が見事に証明してしまった。多機能さではぴか一だけど、基本機能である通話料が高いというのは、そういったところの弊害によるものでしょ。そこに風穴をあけたのが、ソフトバンクだったわけですけどね。
オープン戦略のキーワードは、ネットワーク志向。ITのネットワークということだけではなく、もっと広い意味でのネットワーク志向が求められている。OS(インフラ部分)を共通プラットフォーム化し、なおかつソースコードをオープンにする。これで、市場の融通性を担保する。実はここがとっても大切で、このことは我々が日頃口にしている「顧客第一主義」そのものの概念なのだと思う。言っていることとやっていることを一致させるためにも、オープン戦略志向は必須だと思う。
本当に顧客のことを考えるのであれば、間違いなくオープン戦略だろう。それがひいては、市場拡大につながるということを実感すればいい。時間はかかるが・・・。
さて、表題の件。
おなかがすいたらごはんを食べる。しんどくなったら眠る。心を体に一致させるというのは、オープン戦略的思考と似ている。決して自分だけで囲い込まない。心を自分だけで囲い込まず、体からの要求に一致させていく。心は結構自分都合で、いろんな現象に意味をつけたがる習性がある。意味づけは自己都合であることが多く、そこには邪念がどうしても含まれる。しかし、体は、常に外の世界と触れ合っていて、外との関係の中でいろんな反応を見せる。従って、心を体に一致させていくことにより、結果的に心は邪念から開放され、成長していくのだろう。これぞまさしくオープン戦略志向の第一ステップだと思う。
経済成長が鈍化していく先進国。自分都合で商売する時代は終わりを告げていく。オープン戦略、ネットワーク志向で、心を体に一致させていく気持ちが大切。 昨日のグーグルフォン発売のニュースをみていて、そんなことを感じました。
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